日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)は2014年7月および8月、オンラインサービスのユーザー認証を強化することを発表した。従来のユーザー認証に使っていた数字4桁あるいは6桁のパスワードが破られ、不正ログインが相次いだためだ。JALは、生年月日による認証を追加。ANAは、パスワードを英数文字8桁以上16桁以下に変更し、9月から運用を開始する。 マイル目的の不正ログインが相次ぐ JALとANAはそれぞれ、マイレージサービス会員向けのWebサイトを運営している。Webサイトにログインすれば、自分がためたマイルを参照できるとともに、ギフト券などの特典と引き換えることなどが可能になる。2014年1月末から3月にかけて、両社の会員向けWebサイトに対して、不正ログインが相次いだ(関連記事1:JALマイレージWebサイトに不正アクセス、関連記事2:ANAマイレージクラブへの不正ログインで112万マイ