自費出版国内最大手「文芸社」の営業マンだった小川秀朗さん(41歳・写真)は、「追い出し部屋」に入れられひどいめに遭っている。小川さんは入社2年目の昨年2月に部長から突然「あなたの活躍する場所は3月からなくなります」と通告された。小川さんは、驚いて拒否したが、そこから嫌がらせが始まった。小川さんは東京管理職ユニオンに相談、組合に加入し、たたかう道を選んだ。営業の仕事をはずされ、必要のない業務「廃棄予定の原稿の入力」をやらされた。一日中キーボードを打ち続けたため両手全指が関節炎になってしまった。現在も、地下2階の倉庫で(写真下)たった1人で作業をやらされている。同僚からは村八分、例年最低でも約1ヶ月出ていたボーナスは昨年末は「1万円」だった。家族がいて生活がかかっている小川さんだが、くじけていない。「私は絶対にいじめにまけない。こんなことが許されるのか。社会に訴えていきたい」とネットを駆使して