手作りした物の方が価値があると思い込んでしまう「イケア効果」 | ライフハッカー・ジャパンイケアの本棚のような簡単なものでさえ、何かを手作りした時には必ず満足感があります（イケアの本棚でも作るのが大変なものもありますが...）。米心理学誌『Psychology Today』によると、手作りをした物には心情的な「付加価値」が加わるのだそうです。 何かを完ぺきに手作りしたいという気持ちは完全なる自己満足ですが、Psychology Todayでは、その気持ちこそが作り上げた物の価値を高めていると言っています。 何かを作り上げるという行為は、その対象に血と汗がしみこむことになり、それが本来の品質にさらに価値を加えていると思われます。これは、研究者の間では「イケア効果」と呼ばれています。例えば、ある研究で、簡単なイケアの収納箱を作った被験者は、作られた収納箱を与えられた被験者よりも、喜んで多額のお金を払っていました。他の研究では、折り紙でカエルとツルを折った被験者は、他のグループの被験
