ブックマーク / www.ritsumei.ac.jp (1)

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    1 社会関係資論の二つの流れ 近年多分野に渡り多くの注目を集めている社 会関係資論 socialcapitaltheoryであるが,理 論研究・経験研究とも二つの立場に分かれてい る。 ●社会関係資を社会的な共有財とし,それが社 会の成員全員に何らかのプラスの機能を果たし ていると考える立場。 ●社会関係資を個人の持つ社会関係とし,それ が個人に何らかの便益をもたらしていると考え る立場。 前者としては現在はパットナムが代表的であ るが,理論的な枠組みを提示したのはコールマ ンである(Coleman1990=2004)。コールマン によれば,社会関係資は特定の社会構造(た とえば成員の相互行為の密度)であり,それは 一定の機能を生み出す。たとえばアメリカ社会 と日社会の社会構造の違いが,犯罪率という 機能面での相違を帰結する。しかしこういった 定義には理論的批判も多い。社会関

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