米インターネットユーザーの31%が頻繁にクッキー(cookie)を削除していると,comScoreが発表した。 不正アクセスを未然に防ぐためにクッキーを削除するユーザーが増えてきているのだが,それにしても3割のユーザーが日常的に削除しているとは。 これまで実施していたクッキーベースの測定を見直さなければならないだろう。特に,WebサイトやAdサーバーへのユーザー数計数に,クッキーを利用した測定は信頼に欠けることになる。クッキーベースの測定では実際よりも2.5倍も多くのユーザー数(Audience Sizes)を割りまし計数していると,comScoreは警鐘を鳴らしている。 ◇参考 ・Cookie-Based Counting Overstates Size of Web Site Audiences(プレスリリース)
フリーランスのエンジニア集団である「なかのひと運営委員会」は4月18日、アクセス元の組織や地域情報に特化した無料アクセス解析ツール「なかのひと」ベータ版を公開した。リアルタイムに解析した結果をマッピングし、その建物の衛星画像も表示する。 なかのひとの特徴は、一般の大手プロバイダーからのアクセスは集計せず、企業や政府機関、学校などの法人のみ調査する点だ。ドメインのwhois情報を元に組織名を検出し、Yahoo!地図情報サービスを利用して経緯度変換および地図表示を行っているという。ブログパーツとしてサイトに貼って、サイトのアクセス状況地図の概要を他人に公開することも可能だ。 なかのひと運営委員会は「Who(どんな人たち)、Where(どこの組織から)に注目したら面白いのでは」と考えて今回サービスを開発したという。これまでアクセス解析ツールは、5W1Hのうち、When(いつ)、What(どのペー
「Google Web Analyticsがなかった時代,Webアクセス分析をやろうと思ったら専門家に頼むしかなく,月数千ドルの費用がかかった。今は社内に専門家を1人雇って(無料サービスの)Google Web Analyticsを使えば,広告費用の節約と投資効果の最大化が実現できる」──。米Googleのシニア・マネージャであるBrett Crosby氏(写真1)は4月16日(米国時間),「Web 2.0 Expo」のセッションでこう主張した。 Googleの広告ビジネスの基本的な方針は,「中間業者の排除」にあるようだ。Brett Crosby氏が登場したセッションは「Marketing Analytics for Web 2.0(Web 2.0のマーケティング分析)」というものだったのだが,話す内容はすべてユーザー企業(広告主)に向けられていた。広告代理店やマーケティング・コンサルタン
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く