“砂に書いたラブレター”ならぬ”段ボールで組み立てた男のロマン”。猿投城天守閣に要した段ボール紙は、総数1万2000枚。そのうち7000枚は地元の商店1軒1軒から集めて完成させた。ちなみに石垣は発泡スチロール製。実寸大ガンダムに負けない迫力だ。 (c)2009『築城せよ!』製作委員会 タイトルを聞いただけで頭の中にホラ貝が鳴り響きわたり、本編を観ればアドレナリンが体中を駆け巡る。映画『築城せよ!』は、この夏どんな超大作映画よりも熱く、そしてどんなB級映画よりもバカバカしいエンターテイメント快作だと断言しよう。ダム萌え、工場萌え、団地萌えなど巨大建築物を愛でるマニアが近年増殖しているが、日本人ならやっぱり”お城萌え”でしょう! しかも、この映画は戦国時代の武将が現代に甦り、建築学専攻の女子大生と協力し合って、3日間で段ボールのお城を築いてしまうというファンキーなストーリー。萌え×ファンク=か
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