日本の大学の研究力の地盤沈下が鮮明になっている。日本経済新聞が国内外の209大学を対象にイノベーション(革新)の創出力を算出したところ、東京大学は学術論文の「生産性」で中国の清華大学に逆転された。米欧の有力大学との差も開いたままだ。先端研究で海外との人的ネットワークが細り、イノベーションの土壌が痩せてきている。日本経済新聞は学術出版の世界大手、エルゼビア(オランダ・アムステルダム)、自然科学研
「SHIZUOKA」が世界の模型ファンの間で「聖地」となっている。静岡市で開かれているホビーショーは海外からの参加希望者が増え、模型メーカーの見学も外国人が急増している。市はさらなる誘客を目指すが、人気のあまりにホビーショー会場が手狭になるなど、課題も生まれている。 「静岡ホビーショー」は国内最大級の模型見本市。毎年、模型ファンの大人やバイヤーら、約7万人が集まる。57回目となる今年は5月10~13日にツインメッセ静岡(静岡市駿河区)で開かれ、模型メーカーなど約80社が新作を展示。約300の模型クラブが、1万点前後に上る自信作を持ち寄る恒例の作品展も開かれた。 作品展では近年、海外からの参加者も目立つ。米ニュージャージー州で模型教室を主宰するティム・リングルさん(54)は米国の模型ファンで作る「チーム・アメリカ」の一員として初参加した。旧日本軍の戦闘機や米海軍のヘリ模型を展示し、「静岡は世
「日本に移住するべきじゃなかったかも」。アラフィフの中国人が、そんな後悔を口にするようになっている。彼らは1989年の天安門事件で中国を見限り、政治的にも経済的にも先進国だった日本に移り住んだ。だがその後、日本経済は沈滞。一方、中国は世界2位の経済大国となった。彼らの「後悔」に対して、日本人はどんな言葉をかけられるのだろうか――。 「中国はダメな独裁国家」と考えていたけれど…… 「来日(1991年)から10年くらい、日本はすばらしい民主主義国家で、中国はダメな独裁国家だと考えていたんですよ」 2015年の春、関東地方の地方都市のショッピングモール内にある喫茶店で、私にそう話したのは元中国人の呂秀妍(当時53歳)だ。黒龍江省出身だが、日本での生活はもう20年以上。すでに日本国籍を取得している。 このとき、私は『八九六四』(KADOKAWA)という書籍の取材のため、「六〇後(リョウリンホウ)」
我々がこよなく愛する(主に格闘系の)フィクション世界において、もはやテンプレートとも言えるのが、盲人系強キャラ。 以下はほんの一例 宇水さんを筆頭に、彼らは実に魅力的なキャラクターであり、そのほとんどは作中最強クラスの実力者でもあります。 異常聴力や心眼などを駆使し、常人よりもよっぽどよく「見えている」のです(という設定)。 こうした風潮の背景には、当然ながら盲目というのは物凄いハンデキャップであるという世間の共通認識があります。 実際大きなハンデキャップなのですが、それをひっくり返すことで意外性を演出しているのですね。 ある研究によると、我々の知覚や行動は、そのおよそ80〜85%を視覚に頼っているとか。 眼で見てモノを認識し、眼で見て行動する。つまり、活動の大半を「眼」に頼っているわけです。 実際、眼をつぶってしまうと、まっすぐ歩くことすら困難。我々が眼に頼っている度合いが80%以上とい
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