2017年7月20日のブックマーク (2件)

  • 五輪・新国立競技場の工事で時間外労働212時間 新卒23歳が失踪、過労自殺

    新国立競技場の建設工事に関わっていた23歳の新卒男性が今年3月に失踪し、長野県で遺体で見つかった。警察などの調査で、自殺と判断された。「自殺は仕事が原因」として、両親は上野労働基準監督署に労災認定を申請、代理人の弁護士が7月20日に厚労省で記者会見した。 何が起きていたのか。男性は、大学卒業直後の2016年4月、都内の建設会社に就職し、現場監督をしていた。 2016年12月17日、新国立競技場地盤改良工事に従事することになって以降、極度の長時間労働、深夜勤務、徹夜が続いた。自殺直前の1カ月で、徹夜が3回もあり、夜22時以前に仕事が終わったのは5日だけだったという。 男性は2017年3月2日、突然失踪した。「今日は欠勤する」と会社に連絡があり、それを最後に一切連絡がとれなくなった。誰からの連絡にも応じなくなった。 そして、4月15日に長野県内で遺体が発見された。警察・病院の捜査の結果、「3月

    五輪・新国立競技場の工事で時間外労働212時間 新卒23歳が失踪、過労自殺
  • 丸ノ内線の地上走行は徳川家康のせいだった

    地下鉄を建設しようとしたら、その路線上で特異な地形に出くわした。その地形は現在の世から400年以上も昔の江戸時代に徳川家康が造ったものだった……。 東京メトロ丸ノ内線や銀座線は、都心でほかのJRや私鉄電車のように地上を走る区間がある。地下鉄が地上に姿を現す理由が江戸幕府を開いた戦国武将徳川家康のせいだと言われても、にわかに信じがたいかもしれないが、一部の場所では正真正銘の事実である。 地下鉄でわかる東京の凸凹 上京して東京に定住するようになった友人の何人かから「東京に来て驚いたことは、地下鉄が普通に地上を走っていることだ」という話を聞いたことがある。確かに、JR中央線御茶ノ水駅のホームからは、神田川を渡る丸ノ内線を見下ろすことができる。 同じくJR中央線四ツ谷駅で丸ノ内線に乗り換えようと思えば、丸ノ内線のホームは中央線線路の上、陽の光をいっぱいに浴びた場所に延びている。 圧巻は銀座線渋谷駅

    丸ノ内線の地上走行は徳川家康のせいだった