今週のお題「ホワイトデー」 あれは、忘れもしない2016年のバレンタインデーの朝に、日曜美術館をみていて、黒猫クインシーが作品に一目惚れして、そのまま三鷹で開催されていた展示に直行した【米谷清和展】。入場してすぐの所に飾ってあった米谷さんの肖像写真の横から、同じ顔をした人が出てきた時は、(ご存命だとは思わなかったもので)驚きのあまり、声が擦れてちゃんと出ませんでした。 【以下は米谷清和さんの作品(縦が2mくらいある、大きい作品です。)】 渋谷や新宿のちょっと心寒い印象の雨模様や、雪景色を描かれています。学生時代、アタシ(富士額わがはい)は、学校が渋谷にあったのですが、街の都会的な、殺伐とした雰囲気に中々馴染めず、携帯電話を握りしめながら、足早に学校に向かっていた頃の気持ちを、この絵を前にすると当時のまま鮮明に思い出され、ちょっとだけ切ない気持ちになりました。心許なかったお尻の青い時代に見て