神戸で新型インフルエンザ騒動に遭遇した 新型インフルエンザの国内初の感染者が確認されてからわずか数日で、「人→人感染」の被害が爆発的に拡大している。マスコミでは、マスク不足や学校休校で共働き夫婦が困っていると言った問題を繰り返し取り上げているが、日常のレベルでどんな問題が起こっているか、なかなか掘り下げた内容は伝わって来ない。 偶然にも筆者は、新型インフルエンザの日本人初の発病のニュースが報じられたタイミングで、兵庫県・神戸市を訪れていたため、市や学校、医療機関、交通機関、その他、報道機関等の対応や市民の様子を目撃することとなった。いつもは便利に感じていたネットの情報だが、緊急事態に「確実な一次情報」を求めようとすると役に立たないことを実感した。また、恐らく保護者のほぼ全員が携帯電話を持っているであろう時代に、担任教師が徒歩で生徒宅を訪れ、休校の報せとプリント配布を行っている現状を見て衝撃