東京都は25日、インフルエンザ患者数が急増しているとして、「流行注意報」を発令した。患者の大半は新型インフルといい、都は「今後4週間以内に大流行する可能性がある」と注意を呼びかけている。 都によると、14〜20日の1週間で、調査対象の270医療機関から計2773人の患者の報告があった。前週より1079人多く、1機関あたりの患者数も5.9人から10.27人に急増。7月下旬以降に報告された患者のうち、新型インフルの感染者は97%に上るという。 都は、学校などでの集団感染の拡大が患者増加の原因とみている。