規制が議論されている兵器(きせいがぎろんされているへいき)では、世界的に規制が議論されている現代の兵器のカテゴリーについて述べる。 国際人道法上の観点より、無用に人体に苦痛を与える兵器は使用が禁止されており[1]、1868年のサンクトペテルブルク宣言をはじめとして、1907年のハーグ陸戦条約[注 1]やジュネーヴ諸条約の追加議定書 (1977年)においても、兵器の使用が無制限ではないことが確認されている[2]。特にジュネーヴ諸条約第一追加議定書第35条において、総括的な規制がなされており、無用の苦痛を与える兵器のみならず、自然環境を過度に破壊する兵器についても禁止が謳われている[注 2]。ただし、これらは一般原則に留まっており、具体的な規制には、別途の方策が必要とされる[2]。 N (nuclear) - 核兵器/放射能兵器 かつてはA (atomic) 兵器とも呼ばれた。原子爆弾、水素爆