「できるか!」な設計書に、どう立ち向かう?:システム開発プロジェクトの現場から(7)(2/2 ページ) 不満の出ない設計書の作り方 自分がシステムの設計を担当するようになったとき、かつて感じた不満をちょっと振り返ってみて、どうなっていたらそれほど不満を感じずにコーディングすることができたのかを考え、以下のような点に気を付けるようにしてみました。 仕様が決まっていない部分は「未決定事項」とし、「いつごろ決まるのか」と併せて設計書に明記する 仕様が決まっていないのに、あいまいに記述して設計書を完成させた気になっても、何ひとついいことはありません。決まっていないことができた気になって、すっかり忘れてしまうのです。設計者もプログラマも……。そしてそのことに気付くのは、かなり後のフェイズになってからなのです……。 設計書には自分の「思い」をきちんと記述する 設計とは、クライアントの「~したい」をどう