ツールのコラボレーション機能の記事を書いていてちょっと感じたこと。 記事は、チーム開発支援「機能」の話なのですが、こうした機能はむしろ、それを使いこなす「人」に、大きく依存するものだと思ってしまいます。ツールそのものもそうなんですが、人について見ても、エンジニア同士のコミュニケーションについては問題なかったり、いいインフラがあったりするのですが、いちど門外漢がそこに入るとなかなかうまく機能しないものです。 人がものごとを理解するためには、前提となる共通項が必要です。エンジニア同士の会話は、難しい話が専門用語でくくられた共通理解によって、ピンポイントのコミュニケーションで解決してしまいます。全部を説明しなくても、前提知識があるからOKというわけです。 ところが、この前提知識が違っていたり、同じ言葉でも違うくくりを認識する別ドメインの人と会話するときには、ピンポイントの会話は、わかった気になる