Visual Studio Code で ARM Cortex の開発環境を構築してみたので,備忘録代わりに構築手順を書いておきます。 Visual Studio Code そのものは統合開発環境ではなく,あくまで高機能なコードエディタという位置づけの製品ですが,アドオンを入れることにより,コーディングだけでなく,プロジェクトのビルドや,ターゲットMCUへのダウンロード,ターゲット上で実行しながらのデバッグを,エディタ上で行うことができるようになります。IntelliSense によるコード補完もきちんと動作し,なかなか快適です。一方,大きな欠点として,2018年5月時点では C/C++ のリファクタリング機能が完全に欠落しています。このため,変数名の一括変更といった,ほかのコードエディタならば当たり前にできるようなことができなかったりもします。それを差し置いても,Eclipseベースの環
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