「あなたの投稿を読んで、何か悩みを抱えているのではないかと心配している人がいます。サポートが必要な場合は、ご相談ください」――。フェイスブックにログインする際、こんなメッセージが表示されることがあるのをご存じだろうか。 世界に18億人のユーザーを抱えるSNS・フェイスブック。冒頭のメッセージは、同社が自社サービス上で取り組む「自殺防止策」のひとつだ。フェイスブックで利用できるすべての言語への対応を進めており、日本語版は昨年6月に提供を開始した。 心配な友達を匿名で「サポート」できる この自殺防止策が発動するきっかけとなるのは、フェイスブック上の友達による“報告”だ。フェイスブック上の投稿には、それぞれ右上に「▽」のボタンがあり、そこから「投稿を報告」という項目を選択できる。