リニア中央新幹線建設促進山梨県期成同盟会の臨時総会が13日、同県昭和町で開かれ、リニアモーターカーによる中央新幹線計画について、JR東海が概略ルートと中間駅の設置位置を集まった会員約300人に説明した。 中間駅がどこになるのか、県民の関心が高く、“中間駅を我らが圏域内に”とこれまで県内4圏域で激しく綱引きを展開してきただけに、1カ所に絞り込むJR案には相当な抵抗があり、荒れるものと臨時総会前は思われていた。 だが、JR側が4圏域の各候補地を比較対照し、概略ルートを設定した計画段階環境配慮書を基に説明すると、質疑応答で会員から異論も反論もなし。 JR側の説明だと、中間駅をつくるには、1キロ区間を直線で設計できること、高低差がないフラットな地形、他の交通機関・高速道との連携、環境影響などが条件で、その場合、甲府市と中央市、昭和町の一部とする甲府圏域が適地とした。 JR側の中間駅案に、富士・東部
JR東海は、東京−名古屋間のリニア中央新幹線の始発駅をJR品川駅とする方針を固めたが、JR東日本の東北、長野新幹線などからの乗り換えは不便になる。東京駅の地下が満杯なことや羽田空港とのアクセスなどが理由とみられが、JR東海は、品川駅を東京のターミナルと位置づけており、JR東への対抗意識も透けて見える? 始発駅は、品川駅の深さ数十メートルの地中に長さ約1キロの空間を堀ってつくる方向。JR東のターミナルである東京駅からは山手線に乗り換えてアクセスする必要がある。東京−名古屋をわずか40分で結ぶリニアだが、乗り換えに時間がかかると魅力も低下しかねない。 JR東海は2003年に開業した東海道新幹線の品川新駅との連絡を重視。トラブルによるリニアの運休などの際に、スムーズに乗客が東海道新幹線に移動できるようにするという。
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