韓国のアイドルグループ「KARA」の元メンバーのク・ハラさんが24日、死亡した。自殺とみられる。彼女の死をきっかけに、韓国では若者の間である要求が強まっている。
韓国紙各紙が取り上げた「悪質リプライ」問題 各紙も「悪質リプライに苦しんだソルリへの追悼文に……お前も死にたいか? また悪質リプライ」(朝鮮日報、10月16日)「ソルリ追悼文にも悪質な書き込み……悪質リプライは顔のない殺人者」(中央日報、同)などと取り上げた。 ソルリは11歳だった2005年、大河ドラマ『薯童謡』でデビューした。09年には、大手プロダクション「SMエンタテインメント」から5人組の女性アイドルグループ「f(X)」でK-POP界へ登場。瞬く間にスターダムに駆け上った。しかし、14年には活動をいったん休止。15年に「f(X)」を脱退した後は、歌手兼俳優として活躍の場を広げていた。その矢先の悲報だった。エンタメ業界に詳しい韓国紙記者は言う。 「まさにアイドルといわれた愛くるしい容貌と天真爛漫なイメージで人気を得ましたが、その自由奔放さが時に誤解を受けて物議を醸し、悪質な書き込みに酷
日本は世界一の自殺大国だといわれて久しい。自殺者は14年連続で3万人を超え、今や最大の社会問題のひとつだ。 ところが、どうやらこの不名誉な世界一が抜かれたようだ。近年の自殺率急上昇で、韓国がトップに立ったというのである。 直近データでは、韓国の人口10万人あたりの自殺者数(2009年)は28.4人。これは、OECD(経済協力開発機構)加盟国で最も高い。対して日本は25.8人となっている。 両国が、世界で最も高い自殺率を記録しているのは、共通した理由があると見られている。 自殺予防総合対策センターの竹島正・所長がいう。 「両国共通の要因に挙げられるのが貧富の格差拡大と競争の激化です。急激な経済成長は国民生活に反映され、勝ち負けが評価の対象となりやすい。日韓ともに学生時代から大人になるまで、常に過酷な競争にさらされているストレスの影響は計り知れない」 ※週刊ポスト2012年4月13日号
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