2007年は世界の巨大メディアが大きく動いた年といえよう。5月には、News Corp.によるDow Jonesの買収、ThomsonによるReuters買収と相次いだ。 こうした流れがあってか、日本でもマイクロソフトのMSNが、毎日新聞社と共同で運営してきた「MSN毎日インタラクティブ」を9月30日に終了することを6月に発表して以来、新聞社を中心とした巨大メディアの次世代オンライン戦略が水面下で着々と進行した。 そして、この戦略の一端がここに来て次々と明かされた。毎日新聞社は、ニュースセレクトとエンターテインメント、ライフスタイルという3カテゴリーで構成した総合情報サイト「毎日jp」を10月1日に新たに開設。MSNは、MSN毎日インタラクティブに代わり、新しく産経新聞社、産経デジタルをパートナーに迎え「MSN産経ニュース」を同じく10月1日から開始した。 さらに、日本経済新聞社、朝日新聞
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