ソフトバンクは3月中をめどにプロ野球、福岡ソフトバンクホークスの本拠地「福岡ヤフージャパンドーム」(福岡市)を取得する。現在の所有者であるシンガポール政府投資公社(GIC)から870億円で買い取ることで23日、合意した。年間約50億円の球場使用料を払う必要がなくなり、ファンサービスや選手補強を進めやすくなる。ソフトバンクは特別目的会社を通じ、複合施設「ホークスタウン」内にあるヤフードームを買い
身売り先最有力候補に「モバゲー」…横浜 試合前、空席の目立つスタンドの下、メンバー交換する原監督(左)と尾花監督 プロ野球・横浜の身売り先として、携帯ゲームの「Mobage(モバゲー)」で知られるDeNA(ディー・エヌ・エー、本社・東京都渋谷区)が急浮上していることが29日、明らかになった。横浜の親会社であるTBSホールディングスは経営を圧迫する球団の売却を昨年から模索。複数の候補の中から水面下で絞り込みを行い、同社を最有力候補として交渉を進めているもようだ。野球協約ではオーナー企業の変更承認は11月30日までと定められている。 横浜の身売り問題に着地点が見えてきたようだ。球団の売却先にはいくつかの企業が候補に挙がっているが、球界関係者の話を総合すると、現時点ではDeNA(以下D社)が最有力候補と目される。 D社は99年に設立。携帯電話用ウェブサイトの企画・運営を手がけ、携帯電話の爆発的普
TBSホールディングスが横浜ベイスターズの売却を検討しており、トステムやINAXを傘下に持つ住宅設備大手の住生活グループと売却交渉に入っていることが今月初旬から度々ニュースで報じられていました。結局、住生活グループは買収を断念したようですが、球団保有をどう考えるかは、リーグ経営の要諦です。 横浜ベイスターズは、2001年に経営が悪化していた筆頭株主のマルハから第2位の株主だったニッポン放送に球団株式が譲渡されましたが、同じフジサンケイグループのフジテレビがヤクルトスワローズの株式を所有していたことから、複数球団の支配的保有を禁ずる野球協約に抵触するとして頓挫。第3位の株主だったTBSが140億円で球団株式の69.2%を取得し、筆頭株主になったという経緯があります。 しかし、TBSも近年の広告収入の落ち込みから今年3月期の連結決算が23億円の純損失に陥るなど、本業の経営不振で球団経営が重荷に
住生活グループの潮田洋一郎会長は12日、プロ野球の横浜ベイスターズ買収について記者団の取材に応じ、「球団を保有するための準備室を設立した」と述べ、球団買収の意向を表明した。球団の資産査定については「(買収を)中止することになる大きなものはない」と強調し、TBSグループ側との買収交渉が順調に進んでいることを明ら
プロ野球・横浜ベイスターズの売却方針を東京放送(TBS)ホールディングスが示したことに絡み、横浜市西区に本社を置く家電量販のノジマが買収の意向をTBS側に伝えていたことが3日わかった。ノジマの野島広司社長は取材に「ベイスターズは横浜のシンボル。地元貢献の意味でも、神奈川の企業がやるべきだと思った」と述べた。 球団の売却が報じられた1日、加地隆雄・球団社長とTBS側へ直接連絡し、意向を伝えたという。買収金額については「先方に口頭で伝えている」とするにとどめたが、「球団の赤字は改革をする。ノジマの会社としての規模も十分で、球団運営は問題ない」と意欲を示した。 ノジマは首都圏や静岡、新潟など9都県に約90店舗を展開。2008年から同球団とユニホームのロゴのスポンサー契約を結んでいる。 一方、TBS側は住宅設備最大手の住生活グループと交渉を進め、本拠地も従来通りの横浜とする見通しを明らかにし
TBSホールディングスが、保有するプロ野球の横浜ベイスターズの売却を検討していることが1日、分かった。譲渡先には、トステムやINAXを傘下に持つ住宅設備大手の住生活グループが浮上している。 TBSは広告収入の落ち込みから、2010年3月期連結決算が23億円の最終赤字に陥り、経営不振が際立っている。 TBSはベイスターズを02年にマルハから140億円で買収。ただ、球団経営は放映権料収入と観客数の低迷で不振が続き、TBSは本業の放送事業収入などから毎年20億円程度を広告宣伝費として補填(ほてん)したきたとみられる。放送事業も不振となり、球団が経営の重荷となっていた。 ベイスターズ売却について、TBSと、売却先として名前が挙がっている住生活グループは、いずれも「現時点で開示すべき事実はない」としている。
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