保土ケ谷・神奈川新聞スタジアムで行われた東京オリンピックの開幕式を見てきた。スタンドは目に見える限り8割くらいの入りだった。空席を除けばほぼ満席といったところだろう。 会場に入ってまず目を引いたのは、スコアボード部分を覆うように作られた、巨大なわいせつ石膏だった。なんでも、全国のわいせつ石膏職人をかき集め、あらゆる技術を総動員して完成にこぎつけたものだという。 やがて、セレモニーが始まる。20数発の花火が打ち上げられる。上空を御覧くださいというアナウンスとともにブルーインパルスが煙を引いて飛び去る。ただし、降りてくるはずの空挺団は風に流されて和田町の方へ行ってしまった。 選手が入場してくる。その入口では、おまんたちが、彼女の故郷の特産品であるという小豆を、ライスシャワーのように選手たちに投げつけた。少し迷惑そうな選手や、なにかまじないのようなもので弾き返そうとする選手などもいた。 いよいよ
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