日本オラクルは7月1日、パブリッククラウド「Oracle Cloud Infrastructure」を理化学研究所(理研)のスーパーコンピュータ「富岳」と連携させたと発表した。富岳との接続サービスはパブリッククラウドとして初めてという。 富岳を利用する大学や研究機関は、国立情報学研究所(NII)の学術ネットワーク「SINET」経由で、Oracle Cloud Infrastructureの処理能力やストレージを利用できる。データ転送料は上り/下りとも無料。「ペタバイト超となることもある膨大な研究データの転送コストを気にすることなく」利用できるとしている。 関連記事 「慢心せず、さらに力を引き出す」 スパコン「富岳」世界一、理研理事長らが決意表明 コロナ対策などにフル活用 理研と富士通が共同開発したスーパーコンピュータ「富岳」が、演算速度など4項目で世界1位に。理研理事長らが記者会見で手応え
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