印刷 避難所を訪れ、住民と握手する潘基文・国連事務総長(中央左)=8日午前9時34分、福島市、日吉健吾撮影避難所を訪れ、住民と言葉を交わす潘基文・国連事務総長(中央右)=8日午前9時52分、福島市、日吉健吾撮影 来日中の潘基文(パン・ギムン)国連事務総長は8日午前、福島市内の避難所と高校を訪れて東日本大震災の被災者や高校生と交流し、「日本は必ず立ち上がると信じています」と励ました。昼過ぎには震災で津波の被害を受けた福島県相馬市の港を視察する予定だ。 潘氏は夫人と共に8日午前9時半、福島市のあづま総合運動公園の体育館に到着。段ボールで仕切った被災者の生活スペースを訪ねて回り、日本語で「心よりお見舞い申し上げます」「国際社会も国連も応援しています」と声をかけた。 午前10時半には福島市の福島南高校を訪れて対話集会に参加。約60人の高校生を前に「震災のつらい経験から皆さんを救ってあげたいと