医薬品の承認を受けていない水素水を、「ガンに効く」などと医薬品のように広告を出して販売したなどとして、警視庁は首都圏を中心にスーパーを展開する会社の食品部長ら3人を書類送検しました。 警視庁の調べによりますと、去年8月から11月にかけて、「ジャパンミート」の東村山店と瑞穂店で、医薬品の承認を受けていない清涼飲料水の水素水を、「ガンや動脈硬化に効く」、「悪玉活性酸素を排出」などと医薬品のように広告を出して販売したなどとして、医薬品医療機器法違反の疑いが持たれています。 「ジャパンミート」は、去年8月に水素水23万本を仕入れていて、警視庁が捜索を行った11月までの間におよそ8万4000本を販売し、800万円余りを違法に売り上げていたということです。 警視庁によりますと、調べに対し、3人はいずれも容疑を認め、このうち食品部長は、「売り上げを伸ばすため、違法な広告をしてしまった」などと供述している