佐賀県内で活動するローカルアイドルの写真を、車体いっぱいに描いた「痛車(いたしゃ)」の教習車が、大町(おおまち)町の大町自動車学校に登場した。学校では、人気キャラクターのラッピング車も同時に導入。地域に若者を呼び込む狙いだ。 「痛車」とは車体に大きくアニメや漫画のキャラクターなどを描き、見ていて気恥ずかしい(痛々しい)ことから呼ばれるようになった俗語。 導入した痛車は佐賀県内で活動する「ピンキースカイ」や「佐賀乙女みゅー☆スター」をはじめ、九州のローカルアイドルの写真をあしらった教習用の1台。もう1台は、人気キャラクター、初音ミクGTプロジェクトの「SUPER GT 2016」参戦車両である「グッドスマイル初音ミクAMG」を再現。路上教習用として走らせる。 アニメ「機動戦士ガンダム」を見て育ち、サブカルチャーに興味があった鶴田英司(つるだえいじ)常務取締役(42)が「地域を盛り上げたい」と