京都、大阪で相次いだ青酸化合物による連続不審死事件で、2件の殺人罪で起訴された京都府向日(むこう)市の筧(かけひ)千佐子被告(68)が、これとは別に6人の男性の殺害を認めたことが捜査関係者への取材でわかった。この中に兵庫県の男性が含まれることから、京都、大阪、兵庫の3府県警は23日、合同捜査本部を設置し、事件の全容解明を目指す。 千佐子被告は昨年12月と今年2月、向日市で同居していた夫の筧勇夫さん(当時75)と、内縁関係だった大阪府貝塚市の本田正徳さん(当時71)に対する殺人罪で起訴されている。 捜査関係者によると、一連の捜査の過程で、千佐子被告はこの2人を含め、近畿を中心に10人以上の男性と再婚・交際を重ねて死別を繰り返し、計8億円以上を譲り受けていたことが判明している。 この中に不審な状況で死を遂げ… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有
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