日本の旅のスタイルが変わろうとしている。そのひとつが「クルーズトレイン」。高級ホテル並のサービス、設備の豪華列車で観光地を周遊するもので、ヨーロッパのオリエント急行、アフリカのロボストレイン。さらに日本でも昨年話題になったJR九州の豪華寝台列車「ななつ星」などだ。JR九州によると、「ななつ星」の今年8~11月出発分の抽選倍率はすでに18.2倍に到達。1泊2日で18万円(2名1室)から、3泊4日で43万円(2名1室)からという高額設定をものともしない人気ぶりだ。JR東日本が2016年度春から、JR西日本も2017年度までにクルーズトレインの運行開始を目指している。 こうした「高級ホテルのような豪華列車」にスポットが当たる一方で、「スタイリッシュなデザインの鉄道車両のようなリゾートホテル」がこの春に登場する。 小田急電鉄と小田急リゾーツは今年3月16日に「小田急箱根ハイランドホテル」をリニ