赤ちゃんポスト 「泣く母の相談 朝まで」 「1日に何件も つらい」 慈恵病院側会見 一問一答 2009年11月29日 02:13 カテゴリー:社会 九州 > 熊本 記者会見する蓮田太二・慈恵病院理事長(右)と田尻由貴子看護部長=28日午後4時5分、熊本市役所 相談を通じて、ゆりかごに預けられたはずの子どもの生命がつながった‐。全国唯一の「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を運営する熊本市の慈恵病院の蓮田太二理事長と田尻由貴子看護部長は28日、一時間半に及んだ会見と記者とのやりとりで、ゆりかごを運営する意義を強調しながらも、心身ともに大きな負担を強いられている現場の苦悩をにじませた。主なやりとりは次の通り。 ‐熊本県の検証会議の最終報告書は、ゆりかごの相談業務を評価した。 蓮田理事長「相談で救われた赤ちゃんの数(130人)は、預け入れられた子よりもはるかに多い。相談が多くの赤ちゃんの