クリックして拡大する応援メッセージと東北の鉄道に送るLED電球「たま電球」と並ぶたま=19日午前、和歌山県紀の川市の和歌山電鉄貴志駅(藤崎真生撮影) 三毛猫の「たま駅長」で知られる和歌山電鉄(和歌山市)は19日、「たま」グッズとして販売するLED電球610個を、東日本大震災で被災した東北地方の鉄道会社10社に贈ることを決め、たまが駅長を務める貴志駅(和歌山県紀の川市)で応援メッセージの撮影をした。 LED電球は同電鉄が平成21年に発売したたまグッズの一つ。消費電力が白熱電球の半分以下で、5倍は長持ちするとされることから、節電の助けにと贈ることを決めた。応援メッセージはたま駅長の写真をつけて「復興の日まで皆さんと共に、がんばろう東北!」と被災地を激励している。 この日、夏用の帽子をかぶったたま駅長はいつになく真剣な表情。贈り先は大きな被害を受けた三陸鉄道(岩手県)などで、和歌山電鉄では「被災