埼玉県警捜査1課などは8日、埼玉県川口市南町、指定暴力団住吉会系組幹部で自称会社役員石川徹容疑者(47)を、証人威迫、脅迫の両容疑で逮捕した。 発表によると、石川容疑者は6月13日、さいたま地裁(さいたま市浦和区)で行われた強盗事件の公判が閉廷した直後、傍聴席から被告人の男に向かって「余計なことをべらべらしゃべりやがって」などと発言し、威圧した疑い。 公判は、昨年10月に同市大宮区のパチンコ店景品交換所で起きた強盗事件についてのもの。石川容疑者はこの事件に関して、県警に犯人隠避容疑で逮捕されたが、今年2月、さいたま地検は不起訴(起訴猶予)としていた。