妊娠初期、妊産婦を表す日本のマークの総称。1999年、初のマタニティマーク「BABY in ME」が発表され、妊産婦への配慮を高める契機となった。以降、様々なマークが地域ごとに存在する状態となったため、2006年、厚生労働省雇用均等・児童家庭局母子保健課が事務局となって設置された国民運動計画「健やか親子21」推進検討会(実施期間01年~10年)が、公募によりマタニティマークを決定した。妊産婦が交通機関などを利用する時に身につけて周囲への配慮をうながす他、職場・飲食店・公共機関などがポスター他を掲示し、妊産婦にやさしい環境作りを進めるためなどに用いられている。