見た目は元気そうでも、体につらさを抱えている人たちがいる。そんな障害者や難病患者らが電車内や街中で適切な配慮を受けられるよう、身につけて周囲に知らせるマークが各地で生まれている。ただ、自治体によって推すマークがまちまちで、広く知られていない。 いま、最も動きが活発なのは東京都だ。義足や人工関節を使用する人や難病の人、妊娠初期の人など、援助や配慮が必要な人なら誰でも使える「ヘルプマーク」の普及にあたる。 赤地に白く「+」と「ハート」があしらわれたデザインで、かばんにつり下げるなどして使う。片面にシールを貼って、どんな手助けがほしいかを書き込むこともできる。 都は2012年に作成して以来、約8万5千個を都民らに配布。14年には全国の道府県と政令指定都市に活用を依頼するメールを送った。東京五輪・パラリンピックを追い風に周知をめざす。 朝日新聞が全国の道府県と政令指定都市にヘルプマークを採用して配
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