猛暑の夏の蝉しぐれ。夏の風物詩ともいえるセミの鳴き声が響く東京の公園で、セミをめぐる、気になる“注意書き”が目に留まりました。 「公園で食用その他の目的でセミ等を大量捕獲するのはおやめください」 食用その他の目的って?セミですよね?どういうことなのでしょうか。背景を探ってみました。 (ネットワーク報道部 記者 郡義之 目見田健)
国連は東アフリカで起きているバッタの大量発生で、すでに深刻な食糧不足が起きていると指摘したうえで、対応が遅れれば、さらにバッタが繁殖し、農作物に破滅的な被害が出て人道危機をもたらすと強い懸念を示しました。 東アフリカのエチオピア、ケニア、ソマリアでは、先月から害虫のサバクトビバッタが大量に発生し、農作物を食い荒らす被害が拡大しています。 これを受けて国連で緊急援助を担当するローコック国連事務次長が10日、国連本部でFAO=国連食糧農業機関の幹部と会見し、冒頭、「3か国で1300万人が深刻な食糧不足に直面している」と指摘しました。 このうち最も被害が深刻なケニアでは、1000億から2000億匹のバッタがおよそ2400平方キロ、東京23区の4倍の範囲で農作物を襲い、すべてが食い荒らされた場合、8400万人分の食糧が失われることになるということです。 このため国連は短期的な殺虫剤の散布や食糧支援
表紙から昆虫写真が消えたことが話題になった「ジャポニカ学習帳」。発売元のショウワノート(本社・富山県高岡市)は28日、過去の表紙の人気投票を通販大手のアマゾンと共同で実施すると発表した。上位になった表紙はアマゾンで復刻販売するといい、2012年以降は姿を消していた昆虫写真の復活がかかる。 ジャポニカ学習帳は、1970年に発売され累計12億冊を売り上げたロングヒット商品。商品の形に商標権を認める「立体商標」として認められるなど、抜群の知名度を誇っている。 学習帳の特徴の一つが、表紙を飾る写真だ。1978年以降、カメラマンの山口進さんが撮影したものが使われているが、2012年からは昆虫が写ったものは使われなくなっていた。 「娘が昆虫写真が嫌でノートを持てないと言っている」「授業で使うとき、表紙だと閉じることもできないので困る」といった声が保護者や教師から寄せられたことが理由だった。 ショウワノ
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