「ツイッター」で街は活気づくか?――インターネットの人気サービスの影響力を確かめる社会実験が、福岡市中心部の大名地区で12〜14日にある。洋服店など地区の約60店が買い物情報や店主の独り言をネットに流し、一般の人にも書き込んでもらう。リアルタイムでつぶやく新メディアの可能性を探る試みだ。 ツイッター利用者は国内500万人、世界で1億人と言われる。仲間うちの交流だけでなく、広報に使う企業も急増中。実験では、大名の店が一斉にツイッターを使い、地域をまるごとPRする。 大名は福岡・天神の西側にあり、個性的な小規模店が並ぶ。実験は、市内のIT企業などでつくる天神・大名Wi(ワイ)Fi(ファイ)化協議会と福岡県が主催。新メディアが街の魅力アップに役立つのかを調べる。 ツイッターでは、同じ話題で不特定多数の人と盛り上がりたい場合は、話題の題名をキーワードとして明記するルールがある。今回の実験では