著者プロフィール:中村修治(なかむら・しゅうじ) 有限会社ペーパーカンパニー、株式会社キナックスホールディングスの代表取締役社長。昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。 この冬のテレビドラマは、松嶋菜々子主演の『家政婦のミタ』が視聴率でぶっちぎり。瞬間視聴率30%超えの話題は、10%台で右肩下がりの『南極大陸』とは対照的だ。この大きな差の原因は何なのかを考えてミタ。 『家政婦のミタ』にあって『南極大陸』にないもの どちらも、このご時世に欲しいヒーローの姿を描いているのに、どうしてこうも差
![ドラマ『家政婦のミタ』にあって『南極大陸』にないもの](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4436263b16ddec4fd3bc5ca33df96233846bd94a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fmakoto%2Farticles%2F1112%2F13%2Fah_mita.jpg)