外国人の患者を受け入れた全国の病院のうち、診療費の未払いが2割近くの病院で起きていたことが厚生労働省の調査でわかりました。 それによりますと、去年10月の1か月間に外国人の患者を受け入れた病院は、調査に回答した病院の49%に当たる1965か所でした。 このうち、外国人の患者による診療費の未払いが起きていた病院は、19%に当たる372か所に上りました。病院1か所当たりの未払いの件数は平均8.5件、金額は平均42.3万円で、中には100万円を超えた病院もあったということです。 一方、外国人の受け入れ体制では、医療通訳を配置している病院が全体の4%、多言語に対応したタブレット端末などを配備しているのが7%、電話通訳を利用しているのが9%でした。 生活圏である2次医療圏ごとに見ると、70%の2次医療圏で、医療通訳やタブレットなどいずれかの対応を取っている病院が1か所以上ありました。 日本の病院を受