「ニコニコ超会議3」閉幕から5日後となる5月2日、ドワンゴとニワンゴが「ニコニ立体」という新サービスを開始した。ユーザーが投稿した3Dモデルをブラウザ上でUnity(ゲーム開発環境)を使って再生し、回転させたりモーションをかけたりして眺められるもので、ニコニコ動画でお馴染みの3DCGムービー製作ツール「MMD(MikuMikuDance)」のモデルにも対応している。 実はこのサービス、当時“新卒”だったエンジニアが、社内研修カリキュラムで制作した作品を元に立ち上がっている。企画書にGOサインを出したプラットフォーム事業本部長の伴龍一郎氏は「他サービスとの兼ね合いもありサービスの規模感は調整したが、中身には口を出していない」と語る。現在はそのエンジニア本人である喜田一成氏をリーダーとし、喜田氏を含む入社2年目3人、内定者アルバイト1人の平均年齢24歳という若いチームでニコニ立体を運営している