EU=ヨーロッパ連合の幹部が地球温暖化対策を求める若者たちの活動について、疑問を呈したうえでスウェーデンの活動家、グレタ・トゥーンベリさんを引き合いに出し、「グレタ症候群」などとやゆして批判が集まり、謝罪に追い込まれました。 そのうえで、ボレル上級代表は、「若者たちが自分たちの生活水準を下げてもかまわないと、ちゃんと認識しているのかは疑わしい」と指摘し、若者が温暖化対策によるコストを認識せずに活動を行っているとして疑問を呈しました。 この発言がSNS上で拡散すると、「情けない態度で、EUを代表するような人物に値しない。若者を見くびるな」などと多くの批判が集まりました。 これを受けてボレル上級代表は8日、ツイッターに「気候変動と闘う若者の重要な動きに対する私の不適切な言及で不快に感じたかもしれないすべての人に謝りたい」と書き込み、謝罪に追い込まれました。 EUは去年12月に、2050年にEU