統一地方選挙後半戦がスタートした。このところ低投票率が問題になっているが、地域の未来のために、できる限り多くの有権者は投票に出向くように期待する。しかし、一方に投票ができない、参政権が制限されている人々がいることも忘れてはならない。 だれに投票するかを決めるために参考にするのが選挙公報である。購読数の減少で新聞折り込みでの配布だけでは有権者に届かなくなり始めてから、選挙管理委員会はウェブサイトに選挙公報をアップするようになった。それでは、たとえば、世田谷区長選挙の選挙公報をPDFファイルとして保存後、読み上げ機能を起動してほしい。選挙管理委員会からの期日前投票に関するお知らせなどだけ読み上げて、候補者の公約については一切読み上げないことに気づくはずだ。これは、公約部分は候補者から提供された画像を加工することなく写真製版しているからだ。視覚によって情報を入手するのが困難な人々は、これでは公約
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