Rionさんのブログで知ったのだが、 慶応の金子勝教授がAKB48についてブログ記事を書いている。 この記事自体の妥当性の判断は各読者にゆだねるとして、 確かにAKB48は、非常に日本人的な行動パターンに依存して 成り立っている「システム」だと思う。 アイドルや、歌手、タレント、女優になりたい女の子は どこの国にもたくさんいるものだし、競争も激しいだろう。 しかし、あらゆるキャリアにおいて、競争が激しい時に取るべき戦略は、 闇雲に競争相手と戦うことではなくニッチを埋め差別化することだ。 だが、日本人はどうも、ブランドとか知名度に拘って 競争に自ら頭を突っ込んでいくのが好きだ。 AKB48にしても、トップ5人とか10人に入れる人は構わないだろう。 とりあえず名前を売って、なんとか将来的にペイする出口戦略を考えられそうだ。 しかし、CDにも入れてもらえないような人が望み薄なのを承知で 頑張った