千葉県市川市の英国人女性死体遺棄事件で逮捕され県警行徳署に留置中の市橋達也容疑者(30)は13日も食事を取らず、これで丸3日メシ抜きとなった。同署捜査本部は体調を崩す恐れもあるとして、断食が続いた場合は医師の診察を受けさせる方針。そんな中、断食理由として考えられるひとつに「宗教的儀式」を指摘する声が上がった。 市橋容疑者が食事を取らない理由としては、逮捕の精神的ショックによる食欲減退説と、捜査当局への抗議を示すハンガーストライキ説が取りざたされている。いずれも約2年7カ月と長きにわたる逃亡生活が終わったことへの反動とする見方だが、あらたに宗教的儀式の真似ごとと指摘する声を拾った。全国紙社会部記者の話。 「市橋容疑者が大阪潜伏前に住み込みで働いていた神戸市内の建設会社寮の自室の壁には、十字架と『神は主である』との落書きがあったという。そもそも千葉大園芸学部在学中から留学生交流サークルに所属す