「クスリ落ちてるのか」 「薬物の島」風評を懸念 奄美大島 心配消えず / 西日本新聞「クスリ落ちてるのか」 「薬物の島」風評を懸念 奄美大島 心配消えず 2009年11月10日 06:25 カテゴリー：社会 九州 > 鹿児島 有罪判決を受けた元女優酒井法子被告（３８）が、覚せい剤を使用したとされる鹿児島県・奄美大島では、住民がいわれなき「薬物の島」の風評の広がりを懸念している。事件発覚以降、ホテルには「奄美にはクスリが落ちているのか」といった悪意の問い合わせも相次ぐ。「薬物に寛容な島と勘違いされるのでは」。判決が出ても、島民の心配は消えないでいる。 「ふざけるな」。奄美大島観光協会の斉藤正道会長（５７）は９月下旬、大手旅行会社から届いた企画書を破り捨てた。企画書には酒井被告の本名をもじり「高そう（高相）で高くないツアー」と書かれていた。抗議し、撤回させた。協会の会員は、事件を逆手に取った営業活動はしないように申し合わせた。 協会によると、酒井被告の夫（４１）＝同法違反の
