名古屋市中区の繁華街でビルの外壁に落書きをしたとして、愛知県警が今月中旬、男2人を建造物損壊容疑で逮捕していたことが、県警への取材でわかった。2人は「デザイナー」などと自称。落書きはグラフィックアートの「作品」として、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に公開していたという。 中署などによると、逮捕されたのは愛知県西尾市の会社員の男(22)と住居不詳の無職少年(19)。2人は12日午前2時ごろ、同区錦2丁目で、それぞれ違うビルの外壁にスプレーで落書きし、建造物を損壊した疑いがある。 落書きされた2棟のビルは2階建ての建物をはさんで隣り合っており、2人は間の建物の屋根に上って落書きをしたという。通報を受けて中署員が駆けつけたところ、別の少年2人が付近におり、4人で落書きしていたことを認めたという。 4人はグラフィックアートの愛…