福岡市のJR博多駅前の道路陥没で休業を余儀なくされたコンビニ店「セブン-イレブン博多駅前通店」が20日午前7時、約40日ぶりに営業再開する。事故で破損した下水管などの修復を終え、19日は従業員と応援社員の計10人が商品を搬入。パンや総菜、デザートなどを陳列し、開店準備を整えた。 11月8日の陥没は同店の目の前で起きた。同15日の道路復旧後、破損した配管を修復し、泥水があふれた床を張り替え。商品は総入れ替えすることにし、今月中旬から棚や雑貨類などの搬入を始めていた。セブン&アイ・ホールディングスによると、同店の1日平均来客数は全国平均の約1060人を上回る約2千人で、今後市などと損害賠償について協議する。 鶴我敏彦オーナー(68)によると、事故発生時にいたアルバイト3人と社員1人は歩道が崩れる直前に全員退避した。店は今年3月に改装したばかりで、「僕の商売は終わった」と絶句したという鶴我さ