京都市交通局は、市営地下鉄に親しんでもらおうと、地下鉄をモチーフにした文房具を製作した。 車両を模したテープカッターと駅名表示板などの柄がデザインされたテープで、27日から、限定販売する。同地下鉄は、厳しい経営状況を立て直すため、現在、「経営健全化計画」の策定に向けた議論を進めている。市民の利用増が大前提となるため、交通局は「グッズを通じて、関心を持ってもらえれば」と期待している。 テープカッター(縦10センチ、横4センチ、高さ5センチ)は、東西線の車両をモチーフにしたカバー付き。3000個限定で、700円。後ろに引っ張って離すと走り出す仕掛けもついており、おもちゃとしても楽しめる。 テープは、「烏丸御池」「太秦天神川」など、実際の東西線各駅の駅名表示板と同じ色や字体を使った柄と、地下鉄のキャラクター「都くん」をあしらった柄の2種類があり、幅1・5センチ、長さ10メートル。2種類をセッ