福岡市交通局は15日、JR筑肥線の唐津発福岡空港行き普通列車(6両編成)で、トイレの水が逆流するトラブルが発生し、接続する市営地下鉄と合わせて2本が運休、10本が最大13分遅れ、乗客約1万600人に影響が出たと発表した。 同局などによると、同日午前7時45分頃、同市西区の下山門駅に停車中に、乗客の男性が「水が逆流して体にかかった」と車掌に知らせた。便座を利用したところ、ズボンやバッグなどが被害に遭ったという。 トイレは空気を吸引する真空式だったが、何らかの原因で故障したとみられる。列車はトイレの利用を中止して運行し、福岡空港駅で折り返して点検に入った。