中国国営新華社通信は3日、中国の人気俳優ファン・ビンビン(范冰冰)さん(37)と関連企業が計約1億4千万元(約23億1千万円)を脱税したとする国税当局の調査結果を伝えた。国税当局は、追徴課税などとして計約8億8千万元(約145億6千万円)の支払いを命じた。 新華社通信によると、ファンさんは米国の有名俳優ブルース・ウィリスさんと共演予定だった戦争映画「大爆撃」の出演料を過少申告し、個人所得税618万元を脱税した。税務調査では、会計資料を意図的に処分するなどの悪質な証拠隠滅も見つかったという。税務当局は9月下旬、ファンさんに調査結果を通知。期限内に納付できなければ、刑事責任を追及するとしている。 ファンさんをめぐっては、虚偽の契約書を作成して所得を過少申告し、脱税したとの疑惑が指摘され、税務当局が調査を開始。今年6月上旬以降、消息が途絶えており、注目を集めていた。 中国のニュースサイトの調査(
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