すっぱいスレが続いていますが・・・ 規制緩和の話とか。 ガラパゴス問題の話をするのに読んでないのは、まずいかと思って、『イノベーションのジレンマ』をこないだ初めて読んだところ。経済関連の人なら読まずに話すな、とか言うかもしれませんが。 97年に米国で出版された同書は、90年代のIT業界を中心に、大手企業が破壊的イノベーションに追従できずに市場から退場してしまうメカニズムを経済学的な視点で分析し定式化したものです。これは、すでに成功した企業のもつ顧客や資本効率から、かれら優良企業は、顧客の要求に最適化するような持続的イノベーションは可能だが、その関係(バリューチェーンを破壊するような破壊的イノベーションには失敗してしまう。という話。 この指摘は90年代初頭(だったか)にIBMに在籍していたゼロ・ハリ氏が、彼が廃人と呼ぶオタク・ユーザーの要求に応えたハイスペックなPCに最適化してしまうと、逆に