新興国の賃金はやすいけど、販売業などは輸出が不可能なので大丈夫と言う。ふと、これは本当なのだろうかと考えた。もしかしたらロボットを使うと移民を入れなくとも輸入できちゃうのではと思った。 牛丼屋に入る。 「イラッシャイマセー」。ロボットが振り向きたどたどしい日本語で答える。 実は自動ロボットではない。二つのカメラアイは光ファイバ公衆網を通って2000km先の貧しく賃金のとある村につながっている。そこで村人が副業としてロボットを操作しているのだ。 レイテンシはおよそ10ms。リアルタイムで二足歩行ロボットを操作するには充分だ。だいたい細身の人みたいな形で人間向きに設計された作業空間に難なく適用できる。 みたいな感じのことは可能のなのでは。 しかも人間が制御するならおそらく今の技術力ですぐにでもできる。問題は低レイテンシの公衆光ファイバ網が僻地にまで届く時期だ。まあlast 100mileは無線