カタログ通販大手の千趣会と日本IBMは2012年6月25日、ITアウトソーシング契約を8年超延長したと発表した。今回から日本と中国の深センでシステム運用を手掛ける体制に改める。千趣会は日本IBMのアウトソーシングサービスを利用することで、既にシステムの運用管理コストを約1割削減している。今回の契約延長で、運用管理コストをさらに1割削減できる見込みだ。 新たな契約期間は2012年6月から2020年6月までの8年1カ月。システムの運用や管理、保守全般を日本IBMに任せる。千趣会は2006年7月からの7年契約で日本IBMのアウトソーシングサービスを利用していた。